自走プログラマーを読んで...

作成日 : 2023年 1月 2日

1. 自走プログラマー

自走プログラマー

本についての個人的な感想

第 1 章 コード実装

自分がなんとなくこうした方が良いと思っていたことが言語化されている話が多く、非常に有益でした。

また、レビュアーに対してここまで気を使うべきなんだなと感心しました。

具体的には、以下のようなことが書かれていました。

  • バグが発生しにくく、読みやすいコードを実装するためにはどのような工夫が必要か
  • テストはどのようにすべきか、テスト関連のライブラリの紹介
  • 機能とそのテストを書く上で、実務上どのような動きをすべきか
  • レビューを受ける上でのお作法

第 2 章 モデル設計

特に、Django ORM を使ったマイグレーションに関する話が勉強になりました。

第 3 章 エラーハンドリング

正直、自分にとって勉強になった部分は少なかったですが、Sentry というエラー監視ツールを知ることができたので良かったです。

暇があれば触ってみようかな。

ちなみに、Sentry は、フロントエンドでもバックエンドでも使えるエラー監視ツールだそうです。

記事を読んだ感じ、フロントエンドでも便利に使えそうですね。

エラー監視ツールには様々な種類がありますよね。

僕が知っているものでも、Fluentd、Zabbix、Datadog、Prometheus などがあります。

現在はどれが主流なのかはわかりません。

話が脱線しましたが、次に進みます。

第 4 章 システム設計

個人的には、知識として知っていたことも多く、特に新しい発見や驚きを覚えるような内容ではなかったです。

しかし、基礎的なシステム設計の知識として、大事なことが書かれていたように思いました。

第5章 やることの明確化

手を動かす前に、以下のことをちゃんと考えてから実装することが重要だという話だったと思います。

  • 何を作るべきか
  • 作りたいものが自分のイメージしているもので本当に合っているのか確認する
  • どう作るべきか

そうですよねぇ〜と思いつつも、僕もすぐに手を動かしがちです。反省しています。

しかし、初心者の頃は実際に手を動かしてみないとイメージがつかないこともあると思うので、初心者にはここまで厳しく求める必要はないと思います。

慣れてきたらこうできるようになりましょうね、という話だと思います。

総評

一般的にシステム開発において良いとされている概念から、Python(特に Django)を使って開発する上での細かい Tips までたくさん紹介されていた、という点では良かったです。

ただし、サンプルコードが Python なので、当然 Python を知らなければスムーズに読み進められないはず(Python を触ったことがなくても雰囲気は分かるとは思うが...)ですし、出てくるコードもなかなかの量があります。

Python に詳しくない方は別の書籍で学んだ方が効率的かもしれないですね。と言っても、代わりになるような良い感じの本があるのかは知りませんが...

こんな人におすすめ

この本の前書きにも書いてある通り、「プログラム入門者が中級者にランクアップ」するための本であり、エンジニア 1~2 年目くらいの人が読むべき本だと思います。

特に、Python + Djangoを使っている(使いたい)人はすごく勉強になると思います!

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kageyama
エンジニア2年目。大阪在住。
日頃の勉強内容をアウトプットしていきます。

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