$ git tagって知ってます?
作成日 : 2020年 6月 10日
やったこと & 遭遇したエラー
ブランチ名を tag にして作業をしていた。
$ git branch develop * tag
そして、コードを描き終えたので、add -> commit -> push しようとしたらエラーが発生しました!
$ git add -A $ git commit -m "comment" $ git push origin tag fatal: tag shorthand without <tag>
実は、git には
$ git tag
っていう機能があって、それを使おうとしているのか?と勘違いされてるみたいです。
解決方法
tag-function というブランチを新たに作って push した
$ git checkout -b tag-function $ git add -A $ git commit -m "comment" $ git push origin tag-function
備忘録
git tag
を今まで知らなかったので、これから使っていこうかなと思い、少し調べたので備忘録を残しておきます。
タグ作成
- 最新の commit にタグ付け
$ git tag <tag-name>
-
最新の commit にタグとコメントを付ける
$ git tag -a <tag-name> -m "comment" -
最新でない commit にもタグ付けできる。
$ git tag -a <tag-name> <commit-hash> -m "message"
ここだけの話、コミット IDが何か分からないという方は、下記のコマンドを打ってみてください。
$ git log
log の一番上にある文字列が commit commit id です。
今までやってきた commit にランダムな文字列が与えれています。
その コミット ID を指定して、様々な操作が行えます。
タグ表示
- タグ一覧表示
$ git tag
- 特定の文字列を含むタグのみ表示。下記コマンドは v1.0 を含むタグを表示したい場合
$ git tag -l "v1.0"
- 最新でない commit にもタグ付けできる。
$ git tag -a <tag-name> <commit-hash> -m "message"
タグ削除
$ git tag -d <tag-name>
タグの名前変更
一つの commit に複数の tag をつけることができるので、古い名前のタグがついているやつに新しい名前をつけてから古いタグを削除すればいいという感じです。
$ git tag <new-name> <old-name> $ git tag -d <old-name>
「結局、いつ使うのこれ...」
と思いますよね...僕は思いました w
公式ドキュメントには、以下のように書かれていました。
歴史上の重要なポイントに印をつけることができます。
よくあるのは、この機能を (v 1.0 など) リリースポイントとして使うことです。
要するに、開発しているサービスにおいて、大きな変更のあった commit にタグという形で印を付けて、管理しやすくするためのものですね!
個人開発ではまず使う必要はなさそうですが、業務では使うこともあると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた!